TMTのブログ

思ったことをそのまま綴ります

人の行く末

 人間はいつか必ずこの世を去るときが来ます。それは必然的です。では、死んだ後我々はどうなってしまうのでしょうか。


 私はたまに思います。この世界では「私」という概念を他者が認識する際、恐らくはまず外部的特徴から理解するんだと思います。どのような顔をしているのか。太っているのか、痩せているのか。背は高いのか、低いのかなどです。
初めから他人の内面が見ることが出来る人間がいたらすごいですよね。
私はいつからかは覚えていませんが、自分の身体と精神を別のものと解釈するようになりました。これはどういうことかと申しますと、あくまで「私」という個体は精神いわば魂にこそあり、身体は精神である本体が操っている外装のようなものに過ぎないという考え方です。
近年映画やゲームなどで使われている「アバター」という言葉がとても近い気がします。そう身体は現実世界において我々が生まれつき与えられたアバターだと思うようになったのです。


 私は死について考える際に、いつもこのアバターが限界を迎えているだけなのではないかと思うようになりました。身体と精神のリンクが何らかに要因で途切れてしまうことこそ「死」なのではないか?では、人間は死んだ後その本体である精神はどうなってしまうのだろう?
そう考えてしまうのです。
人間の魂というのはそれが質量を持つのかとか、エネルギー体なのかとかそんなことは私にはわかりません。ただ、今まで一度だってそのようなものは観測されたことはないし、恐らくはそうではないんでしょう。この次元世界には存在し得ないものなのだと思います。


 身体がなければこの世界では存在できない魂。その行く末は結局想像するしかないのですが、私は消滅する予想ではなくあくまで魂が存在することの出来るさらに一つ上の次元に移動していると願いたい。そこは恐らく俗に言う天国という場所なのでしょう。
時間軸も座標軸も凌駕して、あらゆる場所に同時に存在でき、常に我々のことを見ていてくれる。案外悪いところでもないのかもしれません。
ただ私は自殺願望があるわけではなく、もう少しこの現実世界で≪ゲーム≫をプレイヤーとして頑張っていこうとは思いますが。ゲームの話はまた別の機会に。
長々と話させていただきましたが、全て想像上での話です。わからないからこそ死は恐怖を伴い、人々を不安にさせるんだと思います。